「ヘルパーの資格を取りたいけど年齢制限があるってホント?」
「年齢を重ねてもう資格を取るのは遅い…」
「資格を取っても長く働けるか知りたい…」と悩んでいませんか?
ヘルパー(以下、初任者研修。)は何歳でも取得できる資格です。
60代や70代で資格取得した方もいます。
介護職は定年後も働き続けられる職種です。
私は68歳の方と一緒に介護職で働いていました。
この記事では、初任者研修の受講資格や介護職は何歳まで働き続けられるのかを解説します。
資格を取ろうか悩んでいる方、長く働けるか知りたい方は最後まで読んでみてください。
この記事を書いた専門家
平岡介護福祉専門学校卒業後、介護福祉士として介護医療院に5年間勤務。
介護福祉士として従事しながら看護師の学校に通い、2020年より内科病院にて看護師として勤務。
現在は、看護師・Webライターの仕事を両立し、ダブルライセンスを活かした介護・医療に関する記事を主に執筆している。
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介護職員初任者研修(ヘルパー)の資格取得に年齢制限はなし
介護職員初任者研修(以下、初任者研修)の資格を取得する際に年齢制限はなく、16歳から受講が可能です。
初任者研修の受講資格は特になく、誰でも受けることができるため、60歳以上で初任者研修を修了した方もいます。
初任者研修は20代~70代まで様々な年齢層の方が受講しています。
介護職員初任者研修修了者やホームヘルパーなどの資格取得者は、平成3年~平成24年までに380万人以上いるんです。
初任者研修では、車椅子への移乗や入浴介助など実技演習がありますが、激しい動作はなく、体に負担をかけない方法を学べます。
しかし、妊娠している場合は初任者研修の受講を断られるケースがあります。
実技演習で体を動かしたり、他者を移乗したりするため、お腹に力が入り母体に悪影響を及ぼす可能性があるからです。
この記事を読んでいる女性で気になる人は事前に受講を考えているスクールなどにこの辺りの制限は確認してくださいね。
受講資格が特になく、最短1ヶ月で取得できる初任者研修は、資格を持っていないけど手に職をつけたいと考えている方におすすめな資格です。
仕事や家庭が忙しく毎日受講が難しい場合は、週に2日受講して約6ヶ月が取得目安です。
資格の取得方法や費用はこちらの記事で解説しているため、参考にしてください。
初任者研修ではなく、高齢で介護福祉士を取りたいと考える方もいますよね。
私が介護福祉士の専門学校に通っていたときは、同じクラスに60代の方がいました。
その方は、意欲があり常に利用者の立場で物事を考えていたため、実習生でも利用者様の人気を得られるほどでした。
「年を重ねてしまったからもう遅い…」なんてことはありません。
今からでも行動することが大切です。
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高齢の介護職は働くのが難しい?
高齢の介護職は働くのが難しくありません。
私が働いていた病院では65歳以上の方が働いていました。
何歳まで働き続けられるのか、働き続けるためのコツを解説します。
何歳まででも働き続けられる
介護職は、何歳まででも働き続けることが可能です。
高齢者は今後も増加していくため、介護職の需要が高いからです。
正社員で定年まで働き、その後はパートタイムで仕事を続ける方もいます。
厚生労働省によると、介護で働く女性職員全体の約4人に1人が60歳以上で働いているんです。
人生100年時代の日本で長く働き続けたいと考えている場合に資格があると有利に働くでしょう。
長く働き続けるコツ
長く働き続けるコツは夜勤を調整できる職場選びと、体をうまく使うことです。
正社員で働くためには、夜勤を月2回以上することを条件にしている病院や施設があります。
若いときは夜勤で稼げますが、年齢を重ねていくと夜勤が体の負担になります。
さらに、夜勤明けで疲れがとれないと感じることが多くなるんです。
高齢になってから、働き方を選べず夜勤を続けると体の調子が悪くなる可能性が高くなります。
夜勤を減らしたり、夜勤をなくして日勤のみにするといった働き方を調整できる職場を選ぶと長く働き続けることが可能です。
もう一点は体全体をうまく使うことです。
年齢を重ねるにつれて体の筋力は低下し、腰も痛めやすくなります。
利用者の移乗介助や排泄介助を手や腕、腰だけの力で繰り返していると、手首を痛めたり腰を痛めることも。
介護職は20代でぎっくり腰を経験する方も多いんです。
体をうまく使うためには、足を広げて重心を低くしたり、てこの原理を使用したり、
腹筋に力を入れて持ち上げたりと様々な方法があり、これを「ボディメカニクス」といいます。
また、ベッド上で排泄介助をする場合は、ベッドが低い位置にあるならベッドの高さを上げるなど腰が曲がる状態を減らすことが大切です。
腰痛予防のためにコルセットを使用するのもよいでしょう。
介助に関わる際にコツを掴むと体の調子を保ったまま長く働き続けられますよ。
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初任者研修(ヘルパー)は何歳でも取得できる!迷う前に行動しよう
今回は、初任者研修の資格取得に年齢制限があるのか解説しました。
初任者研修の受講に年齢制限はなく、60代や70代の方も取得しています。
介護職員初任者研修を最短1ヵ月、週に2回の受講で6ヶ月で取得できる資格です。
受講内容も難しくないため、修了できる可能性は高いでしょう。
資格を取ると、長く働き続けられるメリットがあり、定年後も介護職として働くことが可能です。
資格を取るのに遅いことはありません。
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