「介護士と介護福祉士の違いを知りたい…」
「長く仕事をするならどっちがいいのか知りたい…」と悩んでいませんか?
介護士と介護福祉士の違いは資格の有無と仕事内容です。
介護福祉士は国家資格で名称独占ですが、介護士は無資格、ホームヘルパー、初任者研修修了の方など様々な方を総称しています。
この記事では、介護士と介護福祉士の違いについて解説します。
この記事を書いた専門家
平岡介護福祉専門学校卒業後、介護福祉士として介護医療院に5年間勤務。
介護福祉士として従事しながら看護師の学校に通い、2020年より内科病院にて看護師として勤務。
現在は、看護師・Webライターの仕事を両立し、ダブルライセンスを活かした介護・医療に関する記事を主に執筆している。
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介護士と介護福祉士の違いは資格と仕事内容
介護士と介護福祉士の違いは資格と仕事内容です。
それぞれ解説します。
資格の違い
介護福祉士は「介護福祉士」の国家資格を取得している方で、介護士は無資格、ホームヘルパー取得者、初任者研修・実務者研修終了者など様々な方を総称しています。
介護士は他にも、ヘルパーや介護職、ケアワーカーと総称されることも。
ヘルパーはホームヘルパーを取得した方や、介護職員初任者研修を修了した方のことです。
ケアワーカーは、介護医療院や病院で働く介護職のことをいいます。
仕事内容は同じでも働く施設や病院によって名称が違うんです。
介護福祉士は社会福祉士法及び介護福祉士法で定められた「名称独占」の資格になっています。
名称独占とは、資格を持っている人だけが名称を名乗ることができる資格です。
資格を持っていないのに「介護福祉士」と名乗ると処罰を受ける対象になるため気をつけておきたいですね。
また、介護福祉士と介護士では給料にも差があります。
給料の違いや資格の取り方についてはこちらの記事で解説しているため参考にしてくださいね。
仕事内容の違い
介護士と介護福祉士の仕事内容は大きく変わりません。
身体介助や生活援助などの日常生活援助は介護士・介護福祉士どちらでも可能です。
しかし、資格のない介護士は介護福祉士の指導の下でなければ身体介助ができない点には気をつけてくださいね。
また、施設や介護医療院で利用者に合わせたケアプランを作成する際は、介護士と介護福祉士、ケアマネジャーと連携することもあるでしょう。
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介護福祉士資格を持っておくとできること2選
介護福祉士の資格を持っておくとできることは新人教育やキャリアアップ、転職に有利なことです。
1つずつ解説します。
新人教育やキャリアアップができる
介護福祉士は介護の知識・技術を習得しているため、新人教育や介護士への技術指導などができます。
介護職の技術力向上は利用者の安全につながるため、重要な役割といえますね。
新人教育や技術指導を継続していくと、介護職のチームをまとめるリーダーや主任へのキャリアアップが可能です。
将来を見据えて長期的に働く場合は介護福祉士を持っておきたいですね。
転職に有利
介護士と比較して介護福祉士の資格は転職に有利です。
介護福祉士を取得していることで、知識・技術を持っている証明になり採用企業からの信頼性が高くなるからです。
資格を持っておくと転職に困らない点はうれしいですね。
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介護士と介護福祉士の違いは資格!長期的に働くなら資格を取ろう
今回は、介護士と介護福祉士の違いについて解説しました。
介護士と介護福祉士の違いは資格であり、介護福祉士を取得していると日常生活援助だけでなく、ケアプランの作成や新人指導などの業務、主任へのキャリアアップなどが可能です。
介護士と介護福祉士の違いを理解して、あなたに合った資格を取得して介護職としての一歩を踏み出しましょう。
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